Visaの延長申請、やっと承認されました。これで正式にこのままアメリカにいることができます!
あー、良かった。ちょっと本当に一時は心底心配しました。
マジで、日本に強制帰国が見えてましたからね。
今回始めてこのポッドキャスト聞くよ、久しぶりに聞くよ、という方、何の話だ…と思われると思いますが、
ここ数ヶ月、アメリカ滞在のVisaが切れてしまって更新できず、日本に帰ることになるかもー。ひえー。という問題を抱えていたのです。
それが無事、解決したというご報告なんです。
日本に帰ることになったらなったで、夫婦2人、どうにでもやっていけるんですが、
でもこれまでここまで来るのに色々努力してきたこととか、これからのビジョンとか、猫たちのこととか、その他諸々考えると
やっぱりまだまだアメリカにいたくて、
だから、ホッとしました。
みんな、友達もこのポッドキャストのリスナーさんもすごく心配してくれて、たくさん声をかけていただきありがとうございました。
ご心配おかけしました。
私達は最終的にはGreen Card,永住権ですねを取得する予定ですが、
まだまだ時間がかかりそうで、もうGreen Cardの申請自体はスタートしているのですが、あと数年は確実にかかる予定です。
今回夫の就労ビザの延長申請が承認されて、今までと同じステータスでひとまず住んでいくことになります。
この就労ビザうんちゃら、Green Cardうんちゃらについても色々すったもんだあるので、
またこのポッドキャストでもお話させてください。お話するというかね、まあ私の愚痴ですね。
ともかく、あー、良かったです。
引き続き、ここ、アメリカの地で頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。
ということで本日のエピソードですが、
このままアメリカに居れると決まったのはいいのですが、運転免許の更新で問題が発生しまして、
そのことについてお話したいと思います。
★DMVで起こった奇跡
はい、Visaが更新されたということで、良かった〜と安堵したのも束の間、次なる問題が待ち受けていた…というお話を今日はしたいのですが、
それはですね、Driver’s License 運転免許の更新です。
ビザで滞在している外国人の運転免許の有効期限って、基本的にはビザの有効期限とリンクしてて、
私のVisaの有効期限は8月中旬、つい数日前ですね、までだったんですけど、運転免許も同時に切れるって状況でした。
新しい有効期限が書かれたVisaを一緒に提出しないと運転免許って更新できなくて、
だからもうすぐ運転免許が切れるってわかってても、ビザがまだ下りてないから更新できずにいたんです。
今回Visaの更新、なんやかんやありましたが、どうにか7月の20日頃かな、メインのVisaホルダーである夫の分にくっつけて私のVisaの更新申請も出すことができて、
おお、これでスムーズに承認されれば新しいVisaが8月頭には送られてきて、
かなりカツカツのスケジュールだけど免許の更新もどうにかギリギリで間に合うかな…って思っていました。
思っていたんですよ、でもそうスムーズには行かなかった…という話です。
まずですね、今回のVisaの更新申請、プレミアムプロセッシングっていう速く処理してもらえるってやつで提出したんですが、
ちなみにプレミアムプロセッシングは全ての申請にあるわけではなく、またadditional feeが必要になりますので、
これから何かか申請するよ、急いでいるよっという方は、ご自身のその申請でも適用されるか調べてみてくださいね。
で、プレミアムプロセッシングを使うと、申請が承★れてから15日以内に処理されるっていうことで、
それもあって、まあギリギリだけど、どうにか承認も間に合って免許の更新もできるだろうって考えていたんですが、
Visaの更新申請を受領しましたよっていう手紙は来たものの、その後うんともすんとも動かなくて、
受領のレシート番号っていうんですかね、その番号はもらえたので、USCISのステータスチェックのページで毎日のように動きがないかチェックしてたんですが「申請は受領されました」ってページから全然動きがなくてですね、
あとから判明したんですが、私のビザはH4という種類のビザなんですけど、H4の更新申請ではプレミアムプロセッシングが適用されないんですって。
ガビチョーン。
今回のVisaの申請は、夫の会社が基本的に進めてくれていて、更新申請をする時に夫が「プレミアムプロセッシングでやってくれるんですよね?妻の分も一緒に申請してくれるんですよね?」って確認してて、
「はい、そうですよ。」って、その会社のビザ担当の人から回答をもらってて、
私達はてっきり私の分もプレミアムプロセッシングになると思っていたら、そのメインの就労ビザである夫の分だけプレミアムプロセッシングで速く処理できるっていうことだったんです。
ちょっとね、ビザの申請とかあまり関連がない方からしたら聞いてて良くわからないかと思うんですけど、
話をまとめると、
旦那のVisaは問題なく更新が承認されたんですが、妻である私の分が承認されるまでにはまだまだ時間がかかる
という状況なんです。
そうなんです、私のビザはまだ承認されていないんです。
アメリカ滞在資格としては、今までのビザはもう有効期限が切れていて、新しいビザは現在処理待ちということで、オフィシャルなビザは現在ない状態ですが、夫のビザが有効である限りは、問題ありません。
アメリカにいること自体は問題ないんですが、
そう、運転免許がですね、問題なんですよ。
新しいその正式なビザが手元にない限りは免許の更新ができませんからね、
車社会のアメリカでまさかの車無し生活か!っていう問題に直面しまして、
実は、前にもビザの更新が間に合わなくて1ヶ月半くらい免許なかった期間があったんですよね。
いつだったっけかな。もうこのポッドキャストやってましたっけ?
いや、ポッドキャスト始める前だ。
そうなんですよ。
免許が無いから運転できなくて、その当時コミュニティ・カレッジでESLのクラスを取ってたんですが、幸いどうにか家から歩ける距離だったので、30分強かな、歩いて通っていました。
それからもう既にやりますって約束してしまっていたボランティアの予定があって、それにはバスで行くしかなくて、大きなリュックに必要な荷物詰めてバスで移動っていう生活をしなければならなくて、
車生活に慣れていたので大変だったのを思い出します。
都会だとバスや電車、地下鉄とかで移動するって普通だと思いますけど、今私が住んでいるエリアではバスを使うってことが一般的ではなくて、
車を持っている人がほとんどなんです。
バスを使うのは車が買えない人とか、色々な理由で免許を取れない人とかってことが多くて、
ちょっとね、バスターミナルとかバスの中とかあまり治安が良いとは言えない雰囲気なんですよね。あまりできれば乗りたくないな。みたいな。
もちろん、私と同じような理由でバスを使っている人や、健康上の問題で運転をせずに公共交通機関を利用しているっていう人もいるので、
バスに乗っている人みんなが危険!とかって言っているわけではないですけど、
でも、なんとなくわかってもらえますかね、常にちょっと気を張ってなきゃって感じの空気があります。
あー、歩き生活、バス生活大変だったなぁって事を思い出して、
今回も免許が更新できなかったら
また同じ生活になるのか、それはちょっとツラいなぁ。って考えてたんですよ。
しかも、今このコロナの感染が広がっている状態で、バスってできるだけ乗りたくないですよね。
そうなると行動範囲はすごく狭くなるし、
色々これからやろうって思っていた事に支障が出てくるなあって思って、それは嫌だなぁって思ってて、
あとバス移動だと時間の調整をしにくいっていう問題があって、車だと好きな時間に家を出て、時間があればどこかに寄って買物をしてってできますけど、
東京のバスや電車みたいに数分間隔で来るってわけではないので、バスの時間に合わせると、自分の予定の時間には余裕ありすぎるってことが多々あるんですよね。
その何年か前のバス生活の時には、時間がある時は図書館に行ったりカフェに行ったりして勉強したりパソコン作業をしたりできたんですが、
そう、今はコロナで、私が住んでいるエリアでは図書館もカフェも閉まってるんです。
だから気軽に時間を潰せるところもないし、
考えれば考えるほど、あーーーーバスやだー
やっぱり車が必要ー
どうにかして免許を更新しなければ!となってですね、
それで更新すべく色々やったわけですが、
まず、現在カリフォルニアの運転免許センター、DMVっていうですけど、DMVではコロナの影響で新規のアポイントメントを受付けてなくて、
免許の更新とかは全てONLINEでやってください。または申請書を郵送で送ってくださいってなっています。
ONLINEで更新できるのは普通のアメリカ国民か、永住権保持者ならONLINEできるのかな、で、たぶんビザ保持者はみんなONLINEでは手続きできないと思うんですよね。
更新ってことは滞在許可がありますよっていう証明をするためにビザも一緒に提出しなければならないので、ONLINEは不可で郵送での申請をしなければならないと思うんです。
私の場合、免許の更新してくださいねーっていうお知らせの手紙は、もう5月の頭くらいには届いていたんですが、
お話してきた通り、肝心のビザがなかったので更新したくてもできませんでした。
で、最悪なことに間に合うはずだったビザの更新も間に合わない状況で、こりゃ困ったとなり、
ひとまずウェブサイトでどこに問い合わせればいいかを探したんですが、
なんかさー、上手く出来てるんですよね、あのDMVのウェブサイト。
問い合わせ先がわかりにくいわかりにくい。
一応問い合わせ先のコンタクトのページがあってカテゴリ別に問い合わせ先があるんですけど、基本的に住所しかなくて、
メアドもないし、一応総合問い合わせ先みたいな感じで電話番号は書かれてるんですが、
そこに電話しても、自動応答で振り分けられて、ライセンスの更新についてって進むと「更新はオンラインでやってください」で終わっちゃうんですよ。
え誰か人間と話させてくれーって感じなんですけど、
チャットサポートもあるんですが、基本的にはコンピュータの自動回答で問い合わせ内容に該当するウェブページのリンクが表示されるってだけで、実際に誰かと会話を交わすにはどうすればいいかすごくわかりにくくて、
でもどうにかね、たどり着いたんですよ、そのチャットサポートで直接人間に聞けるところまでたどり着いて、
で事情を説明して、どうにか更新できないか、
ビザ無しで更新とまではできなくとも、テンポラリー仮の免許とかどうにかもらえないかってことを聞いたんですが、
答えはNOで、
必ず新しいビザが必要、ビザがある場合は郵送での申請、今の免許が切れるまでに間に合わなければその時点で免許無しとなる。
との答えで、
あれ、もしかして、もしかすると、本当に免許無し生活になるかも。っとなったんですが、
それが金曜日とかだったんですけど、翌週の月曜日に諦めずにもう一度、そのDMVのチャットサポートでもう一度事情説明してどうにかならないかって問い合わせてみることにしました。
アメリカのカスタマー対応って、こういうオフィシャルな関連の対応も含めて、人によって対応に差があるんですよね、良くも悪くも。
普段は悪い方のイメージなんですよ、「もう、人によって言うことが違ってわけわからないな。統一してくれよ。いい加減だなぁ。」なんて思うんですが、
今回に限っては、その人によって差があることに一縷の望みをかけて、
一回問い合わせた内容だけど、日を変えて別の人に聞いたら別の答えが返ってくるかも!と淡い期待を抱いて問い合わせました。
一人目の人はやっぱり前回と同じ回答だったんですが、食い下がって、でも運転することが本当に必要だから、もう一度、どうにかなんとかならないか、何か方法がどうかもう一度確認してくれ!!ってお願いして、
そしたら別の部署の人にトランスファーしてくれて、別の人とチャットして、その人は比較的いい人だったんですけど、最終的にやっぱり答えはNGで、撃沈しまして。
ああ、ここまでか。私の車生活…って諦めつつありました。
ちなみにですね、USCIS移民局のウェブサイトによると、私のビザの種類の延長申請は、現在2.5ヶ月から4.5ヶ月待ちってアナウンスされてて、
ということは、最大4.5ヶ月、ビザや免許更新の申請、免許証の各郵送期間を考えるとそれ以上ですね、5ヶ月とか免許無し車無し生活になるのかって考えたら、
どよーーんってなっちゃいました。
引きこもりだな。っと。
年内私は引きこもり生活をするのか…って泣きそうになったんですが、
この時点で免許が切れるまで、あと2日とかだったんですが、
うちの夫から、「ダメ元でDMVのオフィスに直接行って、新しいVisaはないけど、受領しましたよの紙とか、あと夫の分のVisaが更新が承認されましたよっていう承認メールとかを持っていって説明して、なんとかテンポラリー発行してもらえないか交渉してみたら?」
って言われて、
既に2回も問い合わせて、それでもNoって言われて、どうにかなる確率はすごく低いなぁ、と思ったけど、
それでも何もしないよりはダメ元でも行ってみるか。
っということで、DMVに直接行ってみることにしました。
ちょっと長くなってきましたが、ここからが本題です。
引き続きお話していきます。
★続き
はい、ということでDMVに行くことにしたのですが、
といっても、今はコロナで新規のアポイントメントは取ってないし、基本はWalk-in、アポ無しですね、アポ無しは受付けてない的な雰囲気で、
免許更新できるかできないか以前に、まずカウンターの人と話させてもらえるのかすらわからない状況でした。
でももう2日後には免許が切れるという状況だったので、
行ってみなきゃ何も始まらないということで行ってきました。
普段DMVに行く時は、一番近くのDMVではなく少し離れたところに行きます。
住んでいる町のDMVは普段からすっごく混んでいるので、アポがあったとしても待つし、ましてやアポ無しなんて何時間待つかわからないようなすごく忙しいいつも混んでいるところなんです。
でも今回はひとまずその一番近くのところにまず行って、今どんな状況なのか、アポ無しでオフィスの中に入れるのか、とかを見よう、
もしも話を聞いてくれそうだったら少々待つとしても待ってみよう…
そういう予定で行きました。
DMVの入り口の外には担当者の人が何人か居て、
アポはあるのか、無い場合はどんな用事で来たのかというのを聞かれました。
そこでONLINEや郵送で済む人はそうするように弾いている感じでした。
私は自分の状況、もう後数日で免許が切れる事、でもまだビザの更新はプロセス中だということ、ビザ更新の申請が受領されたというレシートのレターはあること、そしてメインのビザホルダーである夫の分は既にVisa更新が完了していることを伝えました。
その担当の人が私が見せたビザの更新申請の受領レターを持ってちょっと確認して来るといって中に入っていって、
私は「あー、駄目かな。駄目だよなぁ。」って諦めつつ待ってたんですが、
その人が戻ってきて、まさかの「このレシートの紙で更新できるわよ。今順番に中に案内しているからちょっとそこで待っていて」って言われて、
驚きました。
その時は、ヤッター更新できる!とは全然思わなくて、
というのも、ビザ申請のレシートだけではどう考えても更新できるはずがなくて、その入口の担当者の人の確認間違い、もしくは「それでOKだよ」って指示した中の人の間違いってことは明らかで、
オフィスの中に入れたとしても一筋縄で行かない事はわかっていましたが、
でも、オフィスの中に入ってカウンターの人と話ができるってだけで、チャンスが広がったってことでまず第一段階突破。って感じでした。
家で仕事をしていた夫にもラインをして「一筋の光見えたなぅ」って伝えました。
そこから5分も経たないうちにオフィスの中に呼ばれました。
DMVのオフィスの中は、ある程度の人はいるものの、とっても空いていて、
待合いの椅子もしっかりとディスタンスが取られていましたね。
入口の人の指示でひとまず免許更新に必要な申請をコンピュータで入力して、順番待ちの番号をもらって、
さぁどのくらい待つかなと思ったんですが、なんとそれも5分かからないうちに呼ばれて、この速さにはビックリしましたね。
さて、ここからが勝負だったんですが、
カウターに座っていたのはヒスパニック系のおばちゃんで、
お化粧バッチリ、ネイルは派手で長めといった感じ。
人を見た目で判断するのは嫌いで、私もされたくないしできるだけしたくないですが、
DMVの人って基本meanな、あのー意地悪っていうか、ツンケンしているイメージないですか?
特に女の人はメイクも濃くて、更にキツイ印象をいつも持つんですが、
今回のおばちゃんも例外ではなく、
ううう、手強そう。というのが第一印象でした。
入口の人にビザ申請のレシートで免許更新ができるって言われたので、
特に余計なことは言わず、まずはただ単に免許の更新をしたいってことを伝えました。
指紋取ったり、パスポート見せたりして、あとそのビサ申請のレシートも見せたりして、
もしかしたらもしかするかも、お願いっ!って感じでおばちゃんが色々確認をするのを見守ってたんですが、
ビザではなく単なるレシートだってことに気づかれて、まあ気づいて当然なんですが、
「あれ、これはビザじゃないよね」って言われて、
で、そこからかくかくしかじかで…って状況を説明して、
そしたら上の人にちょっと確認してくるって言われてどっか行っちゃったんですが、
もうそうなったら祈るしかなかったんですけど、
少しして帰ってきたおばちゃんに「I-94はあるか」って聞かれて、
i-94というのはアメリカ出入国記録の書類なんですが、過去5年間かな、の出入国の記録とあと滞在しても良い期間が記載されているんですが、
i-94自体は持っていたんですが、i-94の滞在許可期間は当然ビザの有効期間とリンクしているので、
その時私が持っていたi-94の滞在許可は2日後に切れるという状況で、
なかなか苦しい状況でしょ。
でもおばちゃんは最初の印象よりもずっといい人で、
私がもう一度状況を説明して、i-94もビザとリンクしているから滞在許可期間もまだ更新されていないことを伝えて、
それをしっかり聞いてくれて、
ほら、あのーDMVの人って、時々すごく話全然聞いてくれないで、人が喋ってるのに話かぶせてくる人いますよね、
ああいうのイラっとするんですけど、
今回のおばちゃんは良い人で、話をうなずきながら聞いてくれて、
で、もう一度上の人に聞きに行ってくれました。
がしかし、結果はNOで、やっぱり滞在許可の猶予がしっかりあるI-94がどうしても必要だということで、
おばちゃんもごめんね~という感じだったんですが、
そこで諦め悪く、もう一度説明して、ポイントは私のビザは夫のビザにくっついているだけで、
夫のビザの更新は既に承認されていて、ってことは、それにくっついている私も合法でアメリカに滞在しているわけで、
今はただビザの更新の処理に時間がかかっているだけということ、
その更新に最大4.5ヶ月くらいかかってしまい、車の運転ができなかったらすごく困るということ、
あと免許の更新は新しいビザが届いたら改めてやるから、ひとまず運転が継続してできるようにテンポラリーでいいから発行して欲しいということを伝えました。
最近の私の英語の悪いところなんですが、
ここ数年はもうまず日本語で考えて、それを英語に直してっていう頭の中での日本語から英語へ変換っていう作業をせずに、
基本的には英語で考えてそのまま話しているんですけど、
焦ってたり、緊張していたり、逆に楽しくて興奮してたりすると、一応喋りはするんですけど文法がグチャグチャだったり、
意味が通じにくい文章を喋っちゃうことが多いんですよね。
だから今回、この説明をおばちゃんにする時は、丁寧に落ち着いて話す事を心がけました。
あと、相手に私の言いたいことをしっかりと伝えなきゃって思うと、なんか口調が強くなっちゃうんですよ。
これって英語学習者あるあるですかね?
なんか、しっかりはっきり話さないと伝わらないっていうイメージが頭の中にあって、
普通にしてても声大きめなんですが私、そういう伝えなきゃって状況だと声も大きいし、なんか強いすごい押していく感じの口調になっちゃうんですよ。
それについても、印象わるいなって思って、
努めて柔らかい口調で話すように心がけました。
で、説明した後に、
Coud you please double check for me?って半泣きでお願いして、
そしたら、更に上のポジションの人に確認してくれるってなって奥に消えていって、
まあ望みは薄いかなって思いましたが、でもたぶんおばちゃんも可能性があるから聞きに言ってくれたんだと祈りながら待ってましたが、
帰ってきたおばちゃんの顔色は暗く、
ごめんねー、やっぱり駄目だった。とのことで、どうやら、やっぱりキーはI-94らしく、I-94無しではだめだと言うことで、
何か他に、どうにか運転できる方法はないか、通常の免許更新以外に、このまま運転を続けられる方法は何かないかって聞いて、
そしたらAB60があるって言われて、
AB60 deivers license って聞いたこと無い方もいるかもしれないのですが、カリフォルニア州内の住人向けの移民ステータスに関わらずに取れる運転免許のことで、
多くのケースは、メキシコをはじめ中南米からの移民で、オフィシャルなimmigration statusが無い人達が利用するんですが、
今回の私のケースのように、VIsaの延長申請や、Visaの種類を切り替える時などの手続きに時間がかかっていて、免許の更新時に要件を満たすVisa証明を提出できない場合に利用するってこともあるって聞いたことがあります。
私もその存在は知っていたんですが、結局そのAB60を利用するにせよ、書類を提出して、それをチェックされて、承認されて、やっと運転OKとなるので、
あと2日で免許が切れる私にとってはそれ程助けにならないというか、
3日後には運転できなくなってしまって、そこから当分は運転できないので。
そう、だからおばちゃんにも、AB60知ってるけど、それってどのくらい時間かかるんですっけ?て半泣きで聞いて、
うぇーん、本当に困った。ってしてたら、
奇跡が怒ったんですよ。
おばちゃんがボソッと
「Okay, I can do it for you」って言って、
もう一度パスポートとビザ更新のレシート見せて。そして今あるVisaも見せて。って言われて、
パソコンをカタカタ打ち始めて、
指紋をもう一度取って、
おおおお、これは、もしや、おおおおお!ってなって、
なんとね、なんか手続きをし始めてくれて、
写真も撮ることになって、私写真なんて予想してなかったので、あの、本当に駄目元で行ったから、まさか更新できるとは思ってなくて、
写真なんて頭の片隅にも浮かんでなかったんです。
最近はマスク生活だからほぼノーメイクだし、髪の毛ボサボサだし、服のコーディネート変だし、
でもまあ写真を撮ることになって写真も撮って、
更におばちゃんがカタカタ作業をして印刷してーーーーってやってくれて、
最終的にぽんっと差し出してくれた紙には、
「Temporary Driver's License」の文字。
ひゃーーーーーー、ゲットーーー。
更に「少ししたらカードも届くから」とのこと
ひーーーー、仮のテンポラリーだけではなくて、カードも発行してくれるのぉ。ひょーーーーー。
「you are all set!」って言われて、感動して泣きそうになりました。
おばちゃんには何度も感謝の言葉を述べて、「you are the best」ってお伝えしました。
信じられる?
あの堅い融通が聞かないことで有名な、DMVでですよ、
こんなに心の温かい人がいたとは。
当たって砕けろ、ですね。
アメリカは「言ったもん勝ち、主張したもん勝ち」って良く言われてますが、
今回本当に実感しました。
いやー、まさかね、まさか更新できるとは思いませんでした。
ほんとビックリ。
夫曰く「アメリカは各担当者にそれなりの裁量が与えられてるから、上手く行けばチャンスがあるんじゃないかと思ってたんだ」とのことでした。
私もね、そのさっきも言った、担当者ごとに対応が違うっていうのを知っていたので、
もしかするとという淡い期待はありましたけど、
でもね、運転免許ってけっこうオフィシャルなね、ものでしょ。しっかりびっちりルールがあるものじゃない?だからそれがこういう形で柔軟に対応してもらえるなんて想定外で、
嬉しい想定外なんですけどね。
奇跡だと思います。ほんと。
奇跡ですよ。
あのおばちゃんに当たらなかったら違ってたかもしれないし、
私が途中で諦めればそれで終わってたかもしれないし、
いつもの通りの強い口調で話しちゃってたら、おばちゃんもイラっとして手続きやってくれなかったかもしれないです。
全ての奇跡に感謝です。
いやーーーー、嬉しい。
はい、ということで、無事に免許継続ができて、無免許の期間を過ごす必要が無くなりました。
日頃の行いですかね。
なんか今日はこの免許の話が長くなってしまって、
ごめんなさい、興味なかった人は全然面白くなかったかもしれませんが、
この奇跡を共有したくて。
私がみなさんにお伝えしたいことは、
諦めないで、できる限りのトライをしようということです。
ダメだとわかっていても、ちょっとの望みにかけて、行動してみてください。
どうにか道が開けるかもしれません。
ほんと、身を持って体験しました。今回。
そしてやっぱり人を見た目で判断するのは良くないですね。
DMVにも心優しいいい人、たくさんいます。
けっこうDMV苦手っていう人たくさんいると思います。特に英語に自信が無いとカウンターの人怖い!って思うことありますよね。
でも、ちゃんと話を聞いてくれる人もいます。
あー、人っていいなと思った出来事でした
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