まず、このエピソードは2022年の2月末に収録、公開しているんですが、ウクライナが本当に心配です。
本当に心が痛みますね。
日に日に事態が深刻化してきて、私たちの想像を絶する状況だと思います。
一刻も早く終息して欲しいなと思いますね。
今回は、国際的な衝撃や注目度も高いと思うんですが、
私個人的に、このニュースに対して受ける心の中の動揺というか、ざわつきが、
ちょっと、これまでニュースで聞いていた世界各地で起きてきている戦争や紛争、あとテロとかそいいったものとは違うんですよね。
上手く説明できないんですけど意識的的なものではなくて、
自分が自然に感じ取る重さみたいなものが初めから、今回の件に関してはここまで状況がひどくなる前からなる大きくて、
ずっとざわざわしてます。
具体的に何を考えている、何をしているってわけではないんですが、ざわざわしています。
今回に限らず、アメリカで暮らし始めてから、世界の出来事に対して日本にいた頃よりも関心を持つようになりましたね、やっぱり。
日本にいた頃って、本当に何も考えてないアホな人間だったんですけど、
まぁ今でも大して考えていませんけどね。
世界で起こっている良い事も悪い事も、大きいものはニュースの見出しで見たり、サラッと記事を読んだりね、あとはテレビとかでやっている場合はチラッと見たりとかはしてましたが、
「へー、そうなんだー」くらいにしか思っていなかったというか。
人の命が奪われるようなね、戦争とかテロとか、あとは銃撃戦がうんちゃら、とか、武装グループがうんちゃら、とか、
そういうニュースに至っては、日本は平和過ぎて(いい事なんですけどね)、
もちろん、恐ろしいことが起こっているんだな、ってことはわかっていますが、
いまいちピンとこないというか、
日本人は平和ボケしているって言われますけどね、なんか本当に対岸の火事という感じで、
こう、なんていうんですかね、
関心が無かったっていうと、恥ずかし過ぎますが、
でも本当に、そんな感じでした。
アメリカに来てからは、アメリカという国の世界との関わり方が違うからですかね、
世界の出来事を日々耳にする機会も増えましたし、
たぶん自分の中でも、もっと関心を持たなくちゃ、もっと理解しなくちゃって自然に感じて情報を得たりするようになったと思います。
日本のニュースの記事だけではなくて、アメリカのニュース記事を見たり、
あとはSNSとかで世界の人が何を考えているのかって見ることが増えて、
うん、とにかく、日本にいた頃よりも、より広い世界で生きているっていうか、
なんかかっこいいな(笑。
ま、でも、世界は広く、色々な人がいて、色々なことが起こっているって、
まだまだ無知で知らないことだらけですけど、視野が広がった、網羅する範囲が広がったと感じています。
そんな中、今回の件なんですが、
単純に、ロシアとかウクライナ出身の友達や知り合いが結構いるってことが、この今までにないざわつきの元になっているんだと思うんですよね。
みんなアメリカに住んでいる人たちですが、
ウクライナに家族や友達がいる人たちはとても心配で、いてもたってもいられないと思いますし、ロシアの人たちだって動揺しているし、すごくストレスを抱えていると思います。精神的にね。大丈夫かなって。
ロシア人みんなが戦争したいわけですからね。
ESL時代、みんなで頻繁にパーティーしたりご飯食べ行ったり、お酒飲みに行ったりしていた同世代の友達グループがあったんですが、
今はみんなESLはもう取ってないですし、別々の生活でたまーにあったり、連絡をみんなで取り合うくらいなんですけど、
その中の2人がロシアの子で、
ついさっきもテキストしてたんですが、もう毎日泣いてるって言ってました。ウクライナ好きだし、ウクライナの友達もたくさんいるし、こんなことが起こっているって信じられないって言っていて。
切ないですね。
そんな感じで、友達がいるって事もあって、すごくズドーンってなってます。自分の中つながりを、自分との繋がりを感じてるんでしょうね、無意識に。
一刻も早く終息することを願っています。
さて、切り替えていきましょう。
今日はですね、カレッジの友達の話をしたいと思います。
★アラフォーOn Campus
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このコーナーでは、アラフォーの私がアメリカ人の若者に混ざってカレッジで勉強する様子についてお話しています。
先日カレッジに通い始めて、初めてカレッジでできた友達とご飯を食べに行ったのでその話と、それを通して感じたこと考えたことについてお話ししたいと思います。
前半と後半で私の考えが変化しているので、ぜひ最後まで聞いてみてください。
そうなんですよ。
ついにねー、カレッジのお友達とご飯を食べ行くことができましたイェーイ。
Natalieちゃんてね、以前のエピソードにも何回か出てきたことがあると思うんですけど、
前の学期で2クラス一緒のクラスをとっていて、
私がね戦略的にお友達になった子なんですけど。
詳しい話は以前のエピソードを聞いていただきたいんですが、意図的に近い席に座って、グループ作業が一緒のグループになるように動いて、
それによって毎週授業が終わった後に駐車場まで一緒にいつも帰るということに成功して、
毎回クラスがあるごとに話すことができるようになっていった、というNatalieちゃんなんですけど。
今学期も一緒のクラスを取ってるんです。
クラスの中に知っている人がいるっていいなぁという安心感を感じながら迎えた今学期なんですけど、
今学期のクラスの初日、まず嬉しかったことがあって、
私が先に教室について適当な席に座っていたんですが、
そしたら後から来たNatalieさんちゃんが、
Hi!って言って、私の隣に座ってくれたんですよー。
これ地味に嬉しいというか、地味ではないですね、とってもうれしかったんです。
そのクラス、アカウンティングのクラスなんですが、
授業中に周りの人とをディスカッションするとか、グループで何か作業するってことがないクラスなので、
別に自分の席の周りに知ってる人が全然いなくても問題ないんですが、
でもね、何か疑問に思った時とかにちょっと聞ける人が横にいるって大きいですよね。
そんなこんなで、嬉しく今学期の授業がスタートしました。
そうそれでね、その初日の授業終わった後、2人でご飯に行ったんですよ。
もともと、前の学期終わるときに、
今度時間があるときにお茶かご飯でも行こうよー!なんて話をしていたんですが、
その今学期の初日に、今日の授業の後ご飯行っちゃう!?みたいな話になり、行ってきました。
そう、私がカレッジでで授業受け始めたのが、ちょうどコロナのパンデミックの真っ最中で、全クラスオンラインだったんです、その時。
で、2学期目以降、この前の学期と今学期はインパーソンの対面授業が始まって、
私は対面授業のほうがいいなと思っていて。
対面授業の方が先生の説明とかねレクチャーも頭に入ってくるし、
授業の理解度が高いんじゃないかなぁと思っていて。
そう、だから全部のクラスではないんですけど、可能なクラスは対面インパーソンを選ぶようにしています。
実際にキャンパスで授業を受けるもう一つの大きな理由として、
もっと人とコミニケーションを取りたいなと思っているってことがあって。
新しい知り合いとか友達が作れたらいいなーと、
そういう希望というかワクワクというか、願いもありつつ対面授業を選択しています。
でも現実はね、
やっぱり周りはみんな私よりもだいぶ若い子たちだしね、みんなの話す英語が速くて理解できないんですよ。
一方で、私はまだまだちょっとわけわからない英語を話してるし、そう簡単に友達ってできるわけじゃないんですよね。
でも、Natalieちゃんと友達になることができて、今回やっとご飯に行けたって、ちょっと感慨深かったです。嬉しかったですね。
で、まぁご飯を食べに行って、ご飯を食べながらいろいろな話をしました。
家族の話とか、あとは大学の授業の話とか、今後の話とかもね、いろいろ話せてとても楽しかったです。
楽しかったですし、あーやっと友達ができてこんな外に一緒に出かけられる、ご飯を食べに行くような友達ができたってすごく嬉しかったんですし、
また行こうね!!ってなったんですけど、
To Be Honest、正直言うと、すごくね、ギャップを、ジェネレーションギャップを感じました。
いやジェネレーションギャップだけじゃないと思うんですよね。
なんていうんですかね、
あまりにも違って。何もかもが私たち。
すごくNatalieちゃんはいい子だし、
周りの高校卒業してからすぐカレッジに来ている子たちよりも少しだけですけど年上だし、
学校の他にもバイトも2つ掛け持ちしてすごく頑張ってるし、その理由も4大のお金を自分でがんばって払いたいからって言っていたりして、すごく好感が持てるし、考え方もまま大人だし、すごくねいい子なんですよ。
Natalieちゃんと友達になれて嬉しいし、もっと色々話をしたいなって思うんですけど、
ですけど、
だけど、
違いすぎる。
私たちね、あまりにも違いすぎるな。とそのご飯を食べながら感じたんですよ。
共通点があまりにもないなぁって。
話してて、何て言えばいいんだろう、楽しくないわけではないし、話してて嬉しいんですが、
なんていうのかな、盛り上がりにかけるというか。
噛み合わないというか。
いや、会話は噛み合ってるんですけど、
なんかその場の空気から「私たち今後そんなに仲良くならないんじゃないか」みたいなのを感じたというか。
これまでアメリカに来てから友達作ってきましたけど、まぁそんなに多くないですけどね。
やっぱり共通点が少しはないとなかなか難しいなと思いました。
1つは世代、歳が同じ位とか、
あとは歳が離れてて、私よりもすごく若い子、逆にすごく年上の人だったとしてもアメリカ出身じゃなくて、私みたいに他の国からアメリカに移住してきたっていう人とか。
年齢か、もしくは移民っていうような共通点があれば、まぁそれなりに分かり合えるというか、会話も弾むというか。
あとは日本に興味がある人とかだと、当たり前ですけど、話が弾みますが、
こういう共通なことがないと、友達って難しいのかなーってなんかちょっと思ったんですよ。
なんか私はこれまで、アメリカで、カレッジで、インパーソンで授業を受けるなら、友達を作らなきゃ。ってなんかちょっと意気込みすぎてたのかなあって思いました。
クラスで友達を作らなきゃ。って。
その友達っていうのは、クラスの勉強のことだけではなくて、テキストしたりどっかお茶飲み行ったりご飯食べに行ったり、
いろいろプライベートの事とかも話したり、
そういうなんかその学校外でも付き合うようなそういう友達を作らなきゃみたいな!
それでこそ友達だ!みたいな。そう思ってたんですよ。
今回、いや別にそんなに無理して頑張らなくてもいいかなって正直思っちゃったんですよね。
別に頑張って、無理してカレッジのクラスの中で仲いい友達を作らなくてもいいんじゃない?って思っちゃったんですよ。
もちろん、授業のことでわからないことを聞いたり、そういう相談したり話したりするクラスメイトは必要ですけど、
別にそれ以上の友達がいなくてもいいよねって。
こんなこと言うと、なんかNatalieちゃんともうこれ以上仲良くなるのはやめますみたいに聞こえるかもしれませんけど、
別に仲良くなりたくないわけではなくて、仲良くなれるならなりたいですけど、
いやー、私たち、仲良くなれないんじゃないかなぁみたいな。
っとまぁ、せっかくご飯に行ったのに、なんかモヤモヤしてしまったわけですよ。
で、この話をね、友達にしたら、
「え、そんな急に盛り上がること自体が難しくない?
カレッジの若い子、それもアメリカ人の若い子なんでしょ?自分と全く違うって感じるのも当然だし、
最初は共通点が全然ないって事も当然じゃない?」
っと言われました。
「なんで1回のご飯で、はい、もうダメー。ダメでしたー。やっぱり無理でしたー。ってなってるの?
そんなのわからないじゃん。
これからもっと色々話して、共通点が出てきて、お互いのことを知って、で、仲良くなってくもんでしょ?」
っと諭されて、ああ、そうだよなってなりました。
ちなみにこの友達は台湾人の子で、
英語でコニュニケーションを取る苦労みたいなのを分かち合える友達なんですが、
「日本にいた時と同じようなスピードで人と仲良くなれるって思ってる?
それは難しいんだよ。同じようにはいかないよ、時間をかけて仲良くなるんだよ。」
って言われた時に、ハッとしました。
確かに、私って元々社交的なタイプで、日本にいた頃は結構まだよく知らない間柄、出会って間もない人とかともサシで、2人で飲みに行って語るとかが好きで、
仲良くなる=お茶とかご飯とか飲みに行って色々語る!みたいな感じだったんですよ。
結構どんなジャンルのどんな人とも楽しくサシで飲めるタイプなので、老若男女、若くても年上でも、男性でも女性でも関係なく、壁みたいなのが全く無かったんですよね。
でもそれって、日本語環境で、さらには文化的というか、日本人同士だからこその場の雰囲気とか、相手の様子とかを感じることができるからスムーズにいってたというか、
気が合う、合わないもなんとなくすぐわかるし、
1回飲みに行って語ればなんとなく、この人とはこの先深く付き合っていくだろうな、この人とはそれなりの距離を持って付き合っていくだろうな、みたいなのがわかるじゃないですか。
それを、ここアメリカで同じことを適用するっていうのは間違ってるなって、
ああ、そうだよなって思ったんです。そりゃ無理だわと。
しかも、学校外でご飯に行く=友達として深くなるってわけでもないですしね。
その相談していた友達に
「まだわからないじゃん、これから仲良くなるかもだし、まぁもしかするとクラスメイトで止まるかもしれない。
でも、決めつけて、あー無理だ。ってなるのは良くないよ、と。相手の、Natalieちゃんにもそれって失礼だ。」
って言われて、いやー、本当にその通りって思いました。
良くなかったですね、私。
という、このNatalieちゃんとご飯を食べに行って、なんかしっくりこなくて、
それを友達に相談して…っていうのが、今学期始まって1週間目の出来事だったんですが、
ええっと、今は2月末なので、1ヶ月以上経過していて、
今のNatalieちゃんとの状態はどうかというと、
どんどん仲良くなってきている気がします!
そうなんですよ。
本当に決めつけで、無理だわ。なんか頑張って若者と仲良くなるとか、ちょっと無理だわ。
って思っていた自分は間違っていました。
一緒にとっているクラスは週2回あるんですけど、
毎回隣同士で座ってて、授業が合計3時間弱なんですけど、その中で2回ブレイク休憩があるんですが、ブレイクごとに仕事はどうーとか、他の受けてるクラスはどうーとか、週末の話とか、色々話してます。
さらには、Natalieちゃんはダンスをずっと実はやっていて、コンペティションにも何回も若いころ出ていたらしくて、
私も、タップダンスを教えていて、コンペティションのディレクターをやっていたりもするので、
お互いにvideoを見せ合いっこしてダンスの話をたり、
なんかねー、仲良くなってきている気がするぅ。楽しいです。
いい大人が、1人の若者の友達との関係をこんな語って、
なんか私めっちゃ重い女。みたいな感じになっちゃってますけど、大丈夫ですかね?
ま、でもNatalieちゃんの他にも
スペイン語のクラスも今学期週2回取ってるんですが、そのクラスでも何人かのクラスメイトと話せるようになってきて、
スペイン語のクラスはね、あれ、話しましたっけ?
朝の7時45分のクラスで、めっちゃ早い時間なんですよ。
そのスケジュールで頑張って教室まで辿り着いて、朝早くね。クラスを受けてるってことで、
なんていうんですかね、他のクラスに比べて一体感というか、
「私たち頑張ってるよね!」ってシェアしている感覚があるからか、なんか親近感が湧いているというか、
そんな感じです。
結構クラスの雰囲気が柔らかいですね。
クラスによっては、全然誰も話さなくて、
知り合い同士、友達同士ではちょっと話したりするけど、なんか授業中もブレイク中もシーン。ぴーん。みたいな、
寂しいっていったらいいんですかね、なんていうんだろう、
クールな、ドライな雰囲気のクラスが結構多いんですよね。
そんな中、スペイン語のクラスの雰囲気はすごく良くて好きです。
色々な人ともっとコミュニケーションを取れたらなと思います。
はい、ということで、おばちゃん大学生は友達作りにも四苦八苦してますよ、というお話でした。
でも人と話すってやっぱり嬉しいし、楽しいですよね。
これからの人生、もっともっとたっくさんの人と出会って、もっともっとたっくさんお喋りしていきたいです。
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