ついに今回でエピソード300 、第300回目です!
すごーい。
かなり大きな区切りというか、記念回ということで、
何かいつもと違うことをやりたいな、と考えていまして、私の旦那さんに出てもらう事となりました。
300回目にして初めてなんですよね。実は前からリスナーの皆さんからもちょこちょこリクエストをいただいていたんですよ。
旦那さん、ゲストに呼んでほしいです…とか、旦那さんと話しているところ聴いてみたいですです…とか。
でも実際ね、旦那さんとpodcastを収録するって、何話していいかわからないですし、そもそも恥ずかしいですし、そんな日は訪れるのかなぁと思っていたんですけど、
今回なんと、ついに実現することとなりました。
早速、お呼びいたしましょう。
私の夫、Mr. Tです。
Mr.T:
よろしくお願いします。Mr.Tです。
うたこ:
よろしくお願いします。Mr.Tです。
ちょっとね、カメラには映らないんですけど、声だけの出演なんですけど、ご了承ください。
まずですね、Mr. Tについて、あまりこの4989でも詳しく話してきていないと思うんですけど、
Mr. Tも日本生まれ、日本育ちの日本人です。
Mr.T:
Japaneseです。
うたこ:
見た目ね、あんまりジャパニーズっぽくないって言われるんですけどね。
この後また本人からも話してもらおうと思うんですけど、高校生の頃にこっちのアメリカに来て、それから一旦日本に帰ったりもしつつ、またアメリカに戻ってきて、現在アメリカで働いています。
結構ね、リスナーさんからも旦那さんってどういう人ですかとか、どういう経緯で旦那さんはアメリカに来たんですか?とか聞かれたりするので、
今日は良い機会ですからね、
Mr. Tの今現在に至るまでの経緯とか、考えとか、色々聞いていけたらと思います。
今回リスナーさんからいくつか質問をいただいていますので、それに答えていく形で、インタビュー形式でお話ししていければと思います。
それでは、Mr.T、よろしくお願いいたします。
Mr.T:
よろしくお願いします。
★自己紹介
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うたこ:
じゃぁ、まずは自己紹介、今どんな仕事をしているのか、みたいなことも含めて、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。
Mr.T:
はい。Mr.Tでございます。
元々、仕事は、アメリカでの仕事は小学校の先生と中学校もやってたんですけど、障害者教育、特殊学級っていうんですかね、Spercial Educationの先生として働いていました。
そこで日本語の名字がちょっと言いにくいかなと思って、Mr.Tという形で、通して生徒に接していたので、そこからMr.Tと。
うたこ:
そう、そうなんですよね。やっぱりどうしても馴染みのない日本語の名字って、
大人も呼びにくいですし、特にちいちゃな子どもだとね、だってKinderとか1stグレードとか、でしたもんね、最初ね。
だから、先生のこと呼びにくいってね、やっぱちょっとあれだからっていって、Mr.Tになったんですよね。
Mr.T:
はい。そうです。
うたこ:
私、今でも覚えています。
最初の頃、Mr.Tの教室にお手伝いに行ったりとかよくしてたんですけど、その時にね、ちっちゃい子どもたちが「Mr.T!Mr.T!」って言って、すごい慕って呼んでくれていて、
あら、微笑ましい。と思ったのを覚えています。
Mr.T:
9年ほど教員として働いた後に、今現在のやっている、大学院に戻って、別の職種、School Pshychologist, 日本語で学校心理学者、という職種に移ろうと思って、
今3年プログラムの3年目で、インターンシップとしてスクールサイコロジスととして、
うたこ:
もう実際に働いているんですよね。
Mr.T:
働いているという状況です。
うたこ:
ちなみに、スクールサイコロジスト、学校心理学者って馴染みのある方もいれば無い方もいると思うんですけど、リスナーさんで。
それは特殊学級、Special Educationに関わっているってことでいいんですよね?
Mr.T:
はい。
仕事としてはSpecial Education、その特殊教育が必要かどうかの判断をするというような仕事がメインで、
色んなテストをしたり、IQテストみたいなやつをやったりとかして、ミーティングでそのレポートを発表したりとか、
あとは行動に問題のある生徒とか、障害からくる行動の問題とかっていうのを対処したり、先生のアドバイスみたいなことをしたりとか、
あとは学習の障害であったり、そいうののアドバイスをしたりとか、そういう形の仕事がメインで、最近はカウンセリングとか、そういうのもちょっと入ったりとかしているんですけど。
うたこ:
難しそうですねぇ。
なるほど。
今は、もう3年目で最後の年っていうことで、もうすぐ免許が取れるだろう、ということですね。
楽しみにしています。
Mr.T:
頑張ってます。
★アメリカに来た経緯、これまでのこと
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うたこ:
そんなMr.Tなんですが、アメリカに来た経緯とか最初のきっかけっていうんですかね、
そういうところから、この今に至るまでを聞いてみたいですと思うんですけど、
最初は高校生の頃来たんでしたっけ?
Mr.T:
そうです。
元々高校の交換留学で来たんですけど、きっかけは上の姉が交換留学をしてアメリカに来て、
その後、父に「お前たちも行け」と。
Mr.T双子なんで。
うたこ:
そう、双子なんです。
Mr.T:
2人とも行けと言われて行ったのがきっかけで、
うたこ:
2人とも交換留学?
Mr.T:
交換留学。
私はホームステイでテキサスに行って、
偶然なんですけど、その双子の片割れは、今我々がこの住んでいる街に交換留学生として来ました。
うたこ:
運命ですね。何か繋がりを感じますね。
なるほどなるほど。
で、交換留学は1年?
Mr.T:
1年です。
やった後に、そのままアメリカのboarding school、寮のある学校に入学をして、
うたこ:
高校時代を過ごした。
Mr.T:
はい。
うたこ:
じゃぁアメリカの高校に編入した、入学したってことは日本の高校はもう退学したってことですか?
Mr.T:
そうです。
一応、その交換留学の条件として日本の高校に入ってるっていうのが条件だったんで、
留学中は籍を置いてたんですけど、1年間終わった後に日本に帰って…
うたこ:
「もう日本になんて用はねぇ!」
っつってね、あれしたんですね。
Mr.T:
留学をしたんです。
うたこ:
じゃ、そのboarding school、寮がある高校に入学をして、そこで高校生活を過ごしたと。
Mr.T:
はい。
ちょっと特殊な、寮のある環境だったので、アメリカでも特殊な環境だったんですけど、
そこで3年間過ごして、
1年、まぁESLのプログラムでダブったような形ですけど、やり終えた後卒業して、普通にそのままアメリカの大学に入学したと。
うたこ:
大学はサンタクルーズ、カリフォルニアにあるサンタクルーズって、あそこいい街ですよね、海辺の。
そこの大学に行かれたんですよね?
Mr.T:
はい。そこに行きまして、一応3年間いたんですけど、あまり勉強が芳しくなかったんで、
特にエッセイがうまく書けなくて、ちょっとつまづいてきて。
一応Major、先行がliterature、文学だったんで、
うたこ:
おお、なかなか
Mr.T:
エッセイが書けないと、
うたこ:
挑戦的なメジャーを選びますね。
Mr.T:
ダメだったんで。
うたこ:
それは勉強してなかったの?それとも勉強してたけどおバカさんだったの?
Mr.T:
勉強は一応してたんですけど、エッセイが書けなくて。
うたこ:
たくさんね、アメリカのカレッジとかuniversityって、エッセイすごいたくさん、
エッセイって何て言うんですか、日本語で。
Mr.T:
論文。
うたこ:
論文っていうような堅いものもあればちょっとした作文じゃないけど、そんなようなものもあるけど、
すごい書くよね、こっちね。
Mr.T:
うん。
その論文が自分が納得いくものが書けなくて。
課題に対して客観的に必要なところを満たして書いていくっていう、そういう効率の良い書き方が分かってなかったんで書けずに、
最終的に色んな単位を落としてしまって。
最終的にVISAの基準を満たすGPAを下回ってしまったんで。
うたこ:
GPA 2.0でしたっけ?
Mr.T:
2.0ですね。
うたこ:
日本にいる外国からの留学生のシステムがどうかっていうのがちょっと私わからないんですけど、
アメリカの大学に他の国から来る留学生っていうのは、ルールでそのGPAっていう成績を表す数字があるんですけど、
Mr.T:
Grade Point Average
うたこ:
Grade Point Average、GPA、あぁ。
その最低でもここのライン、ここまでの成績は保ちましょうね、みたいな、
それを下回っちゃったら、あなたもう留学生としていられないわよ、っていう決まりがあって、
それを下回っちゃったと。
Mr.T:
はい。
うたこ:
留学生だからね、
「あなた、勉強するためにアメリカに来てるんでしょ?勉強しないなら帰りなさい!」
みたいな、そういうルールってことですよね。
Mr.T:
はい。
大学からもう受け入れらないよ、と言われて、日本に帰って。
日本に帰った後、もうすぐ親に勘当されて。
家を追い出されつつ。
うたこ:
すごい親に怒られたんですね。
Mr.T:
怒られたっていうか、もうそんな大した会話もせず、
「出てけ!」みたいな感じでなって、
おじさんのところに世話になりつつ、仕事、職探しをして。
うたこ:
日本に帰ってきた時点で
「あぁやばい、俺もうこっちに帰ってくることになっちゃった。」ってなって、
目標みたいなのを見失ったってことですか?
Mr.T:
一応、アメリカの大学中にある本に出会って、トリーヘイデンさんっていう。
うたこ;
トリーヘイデンさん。
Mr.T:
っていう方の本に出会って、
その人は元々障害者教育に携わっていたアメリカ人の人で、それに触発されたというか、インスパイアされて、
自分もそっちの方面に進みたいなっていうのはあったんで。
まぁ日本の社会で上手くやっていけるかっていうのもあったんで、
お金を貯めてまたアメリカの大学に戻ろうという頭はありました。
うたこ:
その時にLiterature、文学の世界から特殊学級の世界へちょっとシフトチェンジしようかなっていうのがあったんだ。
Mr.T:
そう。
結局、最初に自衛隊に入って2年ちょっと働いて、佐川急便だったり、英会話学校だったり、一般の商社とかで働いたりとかしてお金を貯めたんですけど、
その間にうたこに出会ったりとかして。
うたこ:
そう、最後の会社、最後に勤めていた会社時代の時に、別に会社繋がりであったわけじゃないんですけど、そのタイミングで出会って。
お付き合いを始めたんですよ。
Mr.T:
お付き合いする時に、もう1年ぐらいでアメリカに戻ろうという準備ができてたので。
うたこ:
たしかに。
1年とはいえね、もう出発の準備をそろそろ始めるぞ、みたいな時期だったのかな。
学校ももうその頃決まってたのかな?
目星はつけてた?
Mr.T:
目星は何となくつけてたかな?
うたこ:
だからそのね、付き合い始める前に
「俺、もうすぐアメリカに行っちゃうけど、それでもいいかい?」
みたいなね。
なんかもう遠距離恋愛決定している前提での付き合い始めみたいな、そんな感じでしたね。
Mr.T:
2010年にアメリカに戻ってきて、その時は元々いたカリフォルニアではなくて、もうちょっと生活費とか学費が安いテネシーに
うたこ:
テネシー
Mr.T:
に行きまして、
うたこ:
やっぱり学費も生活費も全然違うんですか?
Mr.T:
全然違いました。
うたこ:
ふーん。今でも違うのかな。
Mr.T:
今でも全然違うと思います。
うたこ:
ちょっとね、カリフォルニア以外の州もね、実は興味がない訳じゃないんですよね、私。
Mr.T:
ふーん。
うたこ:
ふーん。
うたこ:
テネシーに戻って、その時はちゃんと勉強もして、エッセイの書き方も変えて?
Mr.T:
はい。
でもまぁ最初、テネシーに戻った時、戻った時というか、その時も苦労して、まだまだなんか上手くできなかったんで、卒業は無事したんですけど、
「もう学校、大学なんて戻りたくない。」と。
うたこ:
勉強なんてしたくない
Mr.T:
という風に思ってたんですけど、何があったのか、
うたこ:
今大学院に笑
Mr.T:
今また大学院に戻って笑。
今回はね、成長したからか、だいぶ上手く、楽に大学行けてるなとは思うんですけど。
うたこ:
面白いですね。
Mr.T:
で、まぁテネシーで卒業して教員免許が取れたんで、どうしようか、という段階になって、
どこで仕事しようかっていう段階になって、
その間、3年間遠距離恋愛ね、してたけど。
うたこ:
そう、遠距離恋愛してた。
Mr.T:
一応なんか、なんだろ、プロポーズとかそういうのは全然してなかったけど、
もうなんか、一緒にアメリカで生活しようっていう話とかもしてて、
うたこ:
将来的にはね。
Mr.T:
で、どこに行こうかって聞いた時に、
カリフォルニアかテネシーかどっちがいいいいかって聞いた時に、まぁ日本に近い…
うたこ:
即答でカリフォルニアって。
テネシーがどんな所かもその当時分かってなかったですし、今でも分かってないけど。
カリフォルニアってもう、みなさんがそうだと思うんですけど、イメージ的に、
ヤシの木、ビーチ、イケてるアメリカ人たちがイェイ!イェイ!パーリーパーリー!みたいなね、
うえっさーい!みたいな、そういうアレだったから、
いや、もちろんカリフォルニアでしょ!って。
カリフォルニアに就職しましたね。
Mr.T:
就職して。仕事が見つかって。
ただそこも、すごく田舎の、ど田舎の何も無い畑の真ん中にあるような街だったんで。
うたこ:
私のイメージとはちょっと違ったね。
Mr.T:
うん。メキシコ系の人がもう90%以上を占めるような土地だったんで。
うたこ:
何度か私もこのポッドキャストで話したことあると思うんですけど、「リトルメキシコ」って私は呼んでて。
でもほんと、そのまんまだったよね?
Mr.T:
うん。
だってご近所さんとかもみんな英語喋んないんだもん。
Mr.T:
そこで数年間仕事をして、ちょっと引越しをしたり、同じ近いエリアの別のところに引っ越したりとかして、9年間働いていたと。
で、何で今職種を変えているかというと、
元々ずっと教員をやっていようという気持ちはあんまり無くて、
教員はやりたいなと思っていたけど、
うたこ:
キャリアアップ?
Mr.T:
キャリアアップ、そう、を考えていて
何をしようかと思った時に、
一般的にはけっこうAdministrationって呼ばれる、教頭とか校長とかそういうポジションに行くのが普通なんですけど、
うたこ:
先生から次の上のステップって言った時に、そういう役職に付くっていうのが一般的なんだ。
Mr.T:
だけど、そういうのやりたいと思わなかったし、
うたこ:
似合わないよね笑。そういうタイプじゃないと思う。
Mr.T:
自分でも性格的にも合わないなと思って、じゃぁ何をしたらいいかなって考えた時に、
同僚のスクールサイコロジスト、同じようなフィールドで働いている人に相談したら、
スクールサイコロジストいいんじゃないかと言われて、
ああ、確かになと思って。
自分のバックグラウンド、special educationのバックグラウンドもそのまま使えるし、良いんじゃないかということで今に至ります。
うたこ:
なるほど。
そっか。考えてみたら9年も先生やってて、9年同じエリアにいたってのがね、まずびっくりですね。
Mr.T:
引越しもちょこちょこしたから、そんなにずっと長いこといたって感覚もないのかもしれない。
うたこ:
体感的にそんなに感じないけど。
★アメリカに住んでて良かったなと思うこと
---------------
うたこ:
はい、ではここから、皆さんからいただいている質問をいくつか、Mr.Tにしたいと思うんですけど、
「アメリカに住んでて良かったなと思うところ、こと、はありますか?」
Mr.T:
よく聞かれるのが、日本とアメリカどっちがいいっていうのを聞かれるんですけど、
うたこ:
聞かれる!すごいあるある。
Mr.T:
正直どっちもどっちだなっていうのがあって、一長一短で。
特にアメリカの良い所っていうのを考えると、
比較的おおらかな感じの、社会性であったりとか、
うたこ:
ゆるいっていうかね。
Mr.T:
個人主義なんて、多少なんかちょっと、必ずしも周りにすごい合わせなくても何とかあるみたいな。
うたこ:
たしかに、たしかに。
Mr.T:
そういうのがあったりとか、
あとは仕事の関係でいうと、人付き合いというか、お付き合いで飲み会とかね、そういうのもしなくてもいいし。
うたこ:
確かに、日本はね、多いからね。
そういうの苦手そうだもんね。
Mr.T:
そう。なんで、アメリカがいいなと。
あとはまぁ、今までいたアメリカの友達とか、そういうのもいるし。
日本で学生は子供の頃しかしてないので。
うたこ:
たしかに。
Mr.T:
それがアメリカの良いところかなと思います。
うたこ:
なるほど、なるほど。
★アメリカで寂しくなったら
--------------
うたこ:
次の質問なんですけど、
「アメリカで寂しくなったらどうしてますか?
ご近所さんや友達とのバーベキューやパーティーとかに参加しますか?参加するのは好きですか?」
ってことなんですけど、
寂しくなったらどうしてますか?
Mr.T:
寂しくなりません。
うたこ:
ならないんだ笑。
Mr.T:
留学してる時からホームシックとかしたことなくて。
うたこ:
だって16、7?そのくらいからいるわけでしょ、親元離れて。
Mr.T:
16歳からなんで。
うたこ:
え、1回も、なんか寂しい、どうしよう、泣いちゃう、
みたいなことないの?
Mr.T:
なかったです。
うたこ:
なかったです。
Mr.T:
親元離れてせいせいしてたんで。
うちの親もけっこう厳しい、昔ながらのタイプだったんで。
うたこ:
確かに。
そう、そうなのよ。
Mr.T:
すごい、なんだろ、別に優しくないことはないんですけど、いわゆる明るい優しい家庭、みたいな、そんなイメージでもなかったですし。
あとはまぁ性格的にもけっこう自分の中で完結できるタイプなんで、根暗というか笑。
別に人付き合いが嫌いなわけじゃないけど、別に寂しくなったりはしないです。
うたこ:
へー。しないんですって。
バーベキューやパーティとかに参加しますかっていう質問もいただいているんですけど。
Mr.T:
ほとんど参加しません。あんまりそういう、今までの言ったことでわかるかと思うんですけど、そんな特別人付き合い得意な方ではないんで。
うたこ:
社交的ではないよね。
でも私のお友達とかね、Mr.Tのお友達とかもそうだけど、仲良い人たちとはね、仲良くふざけてるから。
私の友達とかも、Mr.Tあんまり社交的じゃないんだよね、みたいな話すると
「え、そんな風に見えなーい。」
とかって言うけどね。
Mr.T:
一度仲良くなればいいんですけど、
知らない人とかがたくさんいるところで、自分から能動的に話かけるとか、そういうのがすごく苦手で。
うたこ:
シャイボーイなんですね。
Mr.T:
スモールトークとか世間話みたいなのをするのがあんまり得意じゃないんで、
限られた、決まった環境の中で話たりとか、仕事の中で話したりとか、そういう役割が決まってるようなところだったらまぁ良いんですけどね。
うたこ:なるほど。
★これまでで1番大変だったこと
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うたこ:
では次の質問です。
私たち結婚して10年が経ったんですけど…
早いね。
Mr.T:
早いね。
うたこ:
「これまでで1番大変だったことはなんですか?」
ということなんですが。
Mr.T:
大変だったことは、やっぱりVISA関係が一番大変だったかなと思います。
最初の就労ビザから始まり、グリーンカード、永住権も含めて、ほんと、チャンスに頼る、なんだろ、
確実じゃないことだったんで。
就労ビザは、たぶん3分の1くらいの確率だったんで、取れるかどうかってところだったんで。
うたこ:
就労ビザもすごいね、取るのが難しいんですよね。
大学を卒業して、その大学の専攻に関連した職種じゃないといけないし、
どんなに企業側、Mr.Tであれば学校のDistrictとかだろうと思うんですけど、
その企業側、雇い主が「この人欲しい!」って言ったとしても、それで就労ビザが必ず取れるってわけじゃないんですよね。
Mr.T:
その職種が、アメリカ国内の人ではまかなえないっていう、その証明をしなきゃいけなくて、
その証明として基本的に求人広告とかをある程度の期間出して、誰も基準に満たす人がいないっていうのを証明しなきゃいけないんで。
うたこ:
へぇ、そんなことがあるんだ。
Mr.T:
ただまあ、Special Education、特殊教育とかに関する教員はすごく足りてないんで、その辺は比較的簡単に満たせるところなんですけど、
うたこ:
High Demandなんですね。
Mr.T:
それを満たした上で、さらにそこから抽選になるので。
うたこ:
狭き門ですね。
Mr.T:
ビザの数が限られていて。
うたこ:
グリーンカード、永住権の時も、
けっこうね、このポッドキャストでたくさん話していたんですけど、あの時も大変でしたね。
Mr.T:
本当に。
雇われている会社任せでやっていくことだったんで、会社の都合でゆっくりプロセスが遅らされたりとかして、かなり不満の募る…。
うたこ:
ね。
最終的に、あれ何年?21年の夏かな?
本当に帰らなくちゃいけないかもしれない、日本に。
もう帰らなくちゃいけないかもしれない、ビザがこのまま延長できないかもしれない、みたいになって、
けっこうね、緊迫した状況をこのポッドキャストでも毎週お話ししてたんですけど。
私たちね、猫も2匹飼っているので、
猫たちとかは特に注射?予防注射とか、なんかそういうチェックとかで、すぐに日本に連れて行けるっていうわけでもないから、
どうしよう、どうしようとか言って。
Mr.T:
すごい悩んだ。
うたこ:
悩んだよね。
友達とかに相談したりして。
Mr.T:
最終的にビザとかグリーンカード取れたから、何もせずによかったけど。
うたこ:
そう、結局ね、どうにかなりました。
★お互いの好きな所、直してほしい所
-----------------
うたこ:
じゃぁ別の質問なんですけれども、
「お互いの好きなところ、そして反対に直してほしいところはどんなところですか?」
っていうことなんですけど、
好きなところから聞かせてもらっていいでしょうか!!
Mr.T:
好きなところは、
まず、まぁ可愛いところ。
うたこ:
まだ可愛いと思ってる?
Mr.T:
思ってます。
うたこ:
若い頃じゃなくて、今でも?可愛いと思ってる?
Mr.T:
はい。
うたこ:
すっぴんでも?
Mr.T:
はい。
うたこ:
白髪出てきたけど?
Mr.T:
はい。
うたこ:
あ、そう。
Mr.T:
あとは性格的なところ、
明るかったりとか、社交的だったりとか、
その辺ですごく助けられています。
うたこ:
あら、よかった。
直して欲しいところ。
あるのかなぁ。
Mr.T:
そんな無いですけど、言うとすれば、
トイレでね、大きい方をした時に、
必ず換気扇は付けて出て欲しいです。
うたこ:
なにそれ。
Mr.T:
自分が出たからスイッチを切って、換気扇も電気も消すみたいな、そういうのはやめてほしいかなと。
うたこ:
うんちが臭いってことですか?うんちした後のトイレが、私のうんち後のトイレが臭いってことですか?
Mr.T:
はい。
一応「大きい方」って濁したんですけどね。
あんまり関係なかったですね。
うたこ:
いや、でもね、この前、そう、最後に覚えて…
時々言われるの。自覚はあります。
でも最後に言われた時は、もうMr.Tが仕事に行く直前だったから、
まぁもういいかな、私しかいなくなるしってと思ったら、なんかしにまたトイレに戻って行って、
わ!みたいな。
「ちょっと!ちゃんと換気扇回してよ!」とかって言われて。
あんまり奥さんが普段他の家では言われないようなね、注意をね、受けています。
うたこ:
じゃぁ逆に、私が思うMr.Tの好きなところは…
Mr.T:
何だろうな。
うたこ:
ね、何だろうね。
一緒にふざけてくれるところとか、楽しいなって思います。
我が家、子どもがいないってのもあるんですけど、
もう本当に、ずーっとひたすら馬鹿な踊りとか歌を歌って家の中を過ごしているっていう。
Mr.T:
うん。
うたこ:
大丈夫かな?って時々ね、このままおじいちゃんおばあちゃんになって大丈夫かな?って程ふざけた毎日を送っているので。
Mr.T:
うん、ほんとだね。
うたこ:
そうだよね。
ま、でも、そうやってふざけてくれるのもいいな、ふざけてくれるところもいいなって思いますし、
あとは、すごく私のやることをサポートしてくれるっていうか、
私のことを思って色々動いてくれたり、アドバイスしてくれたり、背中を押してくれたりするのがありがたいなと思っています。
このポッドキャストもそうだし、あとタップダンスのこととかそうだし、
けっこう私、色々気にしちゃって一歩踏み出せないところとか、
いや、ちょとやめとこう…みたいに思っちゃうところが結構あって、たぶん気づいてると思うけど。
その時に
「いや、行ったほうがいいよ、やりなよ、」
とか、
「え、ここ行かないの?」とか「これやらないの?」って言ってくれて、
最初は「えーでもなぁ、でもなぁ。」とかって思ってるんだけれども、
Mr.Tが言ってくれたから、じゃぁやってみようかな、って思ってやって、
最終的に「やってよかった!」みたいな。
ってことがすごいこの10年間あるので、どうもありがとうございます。
Mr.T:
よかったです。
最近はね、あんまりやってないけどアクセサリーとか作るのもね。
うたこ:
たしかに。
これ、私作ったんですぅ。
そうね。最初そういうのもね、すごい「売ってみたら」って言ってくれたんだよね。
そう、ありがとう。
直して欲しいところねぇ。ほんとにたくさんあるんですけど、近々で言うと、
もうちょっと家の中を片付けて欲しいな、とか、その辺にツールが転がってたりとかね、するのをちょっと片付けてほしいなと思うのと、
それは私もそうなんですけど…。
あとは靴下を脱ぐ時、脱いで洗濯かごに入れる時は、一緒にこうやってやらないで、ちゃんと、
Mr.T:
別々に
うたこ:
別々にちゃんと入れてほしい。
洗濯する方の身にもなってくださいっ!
っていうことですね。
そんな感じです。
Mr.T:
はい、すいません。
気をつけまーす。
★4989毎週聴いてますか?
-----------------
うたこ:
次。「4989、このポッドキャストは毎週聴いていますか?そして、うたこさんが4989をやっていることに対して、どう思っていますか?」
ということなんですが。
Mr.T:
毎週聴いておりません。
うたこ:
せん!
Mr.T:
昔は、100話すぎぐらいまではたぶん、けっこう毎回聴いてたんですけど、
うたこ:
100話過ぎ、今300だから3分の1は、まあ聴いていたと。
Mr.T:
はい。
ただ、その当時は通勤がけっこう、片道40分くらいで車でやってたりとかしてたので、
うたこ:
聴く時間があった?
Mr.T:
聴く機会があってよかったんですけど、
最近通勤時間が短くなって、それからあんまり聴く時間がなくなったんで、聴いておりませんが、サポートはしております。
うたこ:
そう、サポートしてくれています。色々ありがとうございます。
ネタを、考えてくれたりとか、
ネタの提供をしてくれたりとか、
あとはSNSにあげる写真とか、「これ写真撮った方がいいんじゃない?」「これは?」「これは?」とかすごい言ってくれます。
ありがとう。
Mr.T:
影のアドバイザーです。
うたこ:
そうね。
ちなみに、この4989、ご存知の通り日本語を勉強されているリスナーさんがすごい多いんですよ。
Mr.T:
はい。
うたこ:
びっくりじゃない?
何でそうなったのか、本当にわからないんですよね。
ま、わかるんです、けっこう私の声って通るから聴きやすいのかなっていうのはちょっとあるけど…。
あれ?そうでもない?
Mr.T:
いや、そう思う。
うたこ:
なにかね、見つけてもらって。
Mr.T:
よかったですね。
うたこ:
今はグローバルに活動しています。
Mr.T:
グローバルだね。
うたこ:
youのワイフ。
Mr.T:
はい。すごいありがたいです。
うたこ:
ありがたいの?
Mr.T:
いや、リスナーさんがいてね。
Mr.T:
ああ、そういうことね。リスナーさんが。
なんだ、私に対してありがたいと思っているのかと。
★今後の目標、計画、夢
--------------
うたこ:
では最後の質問になるんですけど、
「この先の目標とか計画、夢などはありますか?」っていうことなんですけど。
Mr.T:
まずは近々の目標としては、大学院を卒業して、
うたこ:
そうですね。
Mr.T:
School Psychologistの免許をとって、就職すると。
うたこ:
お、してくれ。
Mr.T:
できれば、サンディエゴとかその辺のエリアで就職して、その辺に移り住めればな、というのがまずあって。
long-termというか長期の目標としては、
一応定年くらいまで働いて、アメリカで。
で、その後、南の島とか。
うたこ:
行きたい。
Mr.T:
それか日本とかで余生を過ごせればなと、
思ってます。
うたこ:
ゆっくり昼からビールを飲みながら居酒屋に行って、Netflixを観て帰ってきて、みたいな。
Mr.T:
ね。
うたこ:
いいね。
Mr.T:
それができればバンバンザイ。
うたこ:
確かに。
私も今勉強しているので、一緒にリタイアメントに向けての資金を貯める戦力の一部になれればいいかなと思っています。
Mr.T:
はい。
うたこ:
ということで、今日、色々自分のこれまでのアメリカでの歴史というか、っていうのも語ってもらったり、あとはちょっと質問に答えてもらったりしたんですけど、どうでしたか?
Mr.T:
緊張しました。
うたこ:
あ、そう。
Mr.T:
こういうのやったことないんで。
うたこ:
話しベタってイメージあるし。
Mr.T:
そう。ほんとに。
だいぶ良くなったかな、とは思うんですけど。
それでもね、なかなか拙い喋りで奥さんには全く敵わないので。
うたこ:
いやいや、とんでもないです。ありがとうございます。
Mr.T:
お耳汚しになったかもしれませんが。
うたこ:
お耳汚しって言葉あるの?
Mr.T:
あるんじゃないかな。
うたこ:
ふーん笑。
はい、ということで今回は私の夫、旦那さんであるMr.Tにゲストに来てもらって色々話してきました。
元々、リスナーさんからも色々ちょくちょく言われたりもしますし、自分たちでも、何か4989でね、
夫婦で何かちょっとした世間話みたいなのとかできるかな?とか、
何か夫婦でできないかな、とかいうのを、
すごい協力的なので。
考えてはいるんですけど、なかなか実現できないので、
もしも皆さん、こんなことやって欲しいとか、あとはまたね、こうやってMr.Tに来てもらって話を聞きたいとか、
特に留学の話とか、ビザの話とかね、色々もしかしたらそういう、何て言うんですか、specificな、
Mr.T:
情報
うたこ:
うん、ね、聞きたい人もいるかもしれないので、
どしどし、なんでもいいのでまたMr.Tにもコメント、感想いただければと思います。
Mr.T:
よろしくお願いします。
うたこ:
ということで、今日は長々、けっこうもう今ね、30分越え、話していますね。
長々ありがとうございました。助かりました。
ということで今週のゲストはMr.Tでした。
Mr.T:
ありがとうございました。
うたこ:
ありがとうございました。
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