top of page
Search

ep.327/カレッジ卒業しました!

  • Writer: Utaco
    Utaco
  • Jun 4
  • 20 min read




先週お話しをしました、

大ピンチ、1ヵ月で引っ越しをしなければならないのに次に住む場所、エリアすら決まっていない!どうしよう!

という件についてのアップデートです。


この大ピンチ、トラブルの詳細は1つ前のエピソード、先週のエピソードをぜひ聞いてください。


結論から申し上げますと、何も進展がありません。

「何も」というわけではないか。

プロパティマネージメント、管理会社に連絡をして、少し延ばせないか、と確認をしたところ、

「オーナーに確認してみます」と言われて待っていたんですけど、

結局返ってきた答えは、「延長は認めません」だったんですね。


でもそこで諦めず、ちょっとこちらの状況をもう少し細かく伝えて、

1ヵ月でいいから延長してほしい、という事と、

1ヵ月後には必ず引っ越しますよ、ということを伝えて、

さらに延長分は毎月の家賃にプラスして500ドル多く払います、

ということも添えてオーナーにもう一度確認をしてもらうことになりました。


で、現在はその返信待ちです。


まぁ、延長できる可能性は少しはね、まだ残っているとは思いますけど、

感覚的にはだいぶ厳しいなって感じですね。

なんか、もう本当にたぶん出てって欲しいんだな、私たちにって感じです。


ということで、淡い期待は残しつつ、

本当に引っ越さなければならない…

引っ越し先が決まってないのに。

という意識でちょっともう色々動いていこうかなと思っています。


来週には状況がさらに動いていると思いますのでまた来週アップデートさせてください。

お楽しみに。

楽しんでる?ま、お楽しみに。


さて今日のエピソードでは、

先週末、私カレッジの卒業式に参加しましたのでその話をしたいと思います。



★カレッジ卒業式 1

---------------------

このコーナーでは、アラフォーの私がアメリカ人の若者に混ざってカレッジで勉強する様子についてお話しています。


先週末、私の通っていたコミュニティーカレッジの卒業式があり、

無事、卒業いたしました!


今回の私の卒業式、そして私の卒業式の2週間前にうちの旦那さんの大学の卒業式もありまして、今年、我々夫婦ダブルで卒業だったのですが、

私はアメリカの卒業式に家族として参加をするのも、そして卒業指定として参加をするのも初めてだったので、

今日はいろいろ卒業式の話をしていきたいと思います。


先週の私の卒業式ですが、

まず一言、

すごく暑かったんです。本当にしんどかった。

これにつきますね、感想は。

暑かったの。


卒業式がカレッジの屋外のスタジアム、外の競技場ですね、で行われたんですけど、

その日の最高気温、37度だったんですよ。アメリカの温度、Fの表示だと98度99度近くだったの。

やばくないですか?


しかも卒業式の開始時間が夕方の5時で、

チェックインって、卒業生が受付をするのが3時半から4時半までの間だったの。

もう1番暑い時間帯だったんです。

その最高気温37度の1番暑い時間帯に、

炎天下の下、

何も太陽の光を遮るものはなく、日陰ゼロですよ、

受付をして、待ち時間があって、実際の卒業式が始まって、卒業式の最中も、

ずっと、ずーっと、

37度のピーカン照りの太陽の下、過ごさなければならなかったんですよ。


めっちゃ暑かったの。本当に。


しかも、アメリカの卒業式って、日本の皆さんもテレビとか、ドラマとか映画で見たことあると思いますけど、

黒いガウン、マントみたいなガウンを着て、

黒い四角い帽子、あれもかぶって、

全身真っ黒なの。

さらに暑いっていう。


私が今住んでいるこのエリアというのは、本当に暑いんですよ夏。

毎年5月の中旬ぐらいから、ちらほら「今日は暑いな」って日が始まるらしくて、

だからさ、この5月末とか6月頭とかの卒業式、めっちゃ気温が高くなる可能性があってね、

カレッジ側もわかってると思うのに、

なんで屋外のスタジアムでやるんだろう。

本当にね、あれ危険だと思います。


ま、このね、うちの町、カレッジがあるこのエリアに、そんな大人数を収容できる屋内スタジアムがないっていうだけなんだと思うんですけど。

だからカレッジ側も、いや、できることなら屋内でやりたいよ…と思ってると思うんですけどね絶対。

だって、私たち卒業生もすごく暑かったですけど、

参加している学校関係者、先生たちとか偉い人とか、学長とかもね、

そういう人たちも絶対しんどかったと思うんですよ。

本当にとにかく、暑かったんです。

これが一番の感想です、卒業式の。暑かった。


当日の流れとか、どんなことがあったのかっていうのもちょっと話してみようと思うんですけど、

日本の大学の卒業式とか、他の国の大学の卒業式とかも同じような感じなんですかね?

その辺も比べながらぜひ聴いていただければと思います。


卒業式当日、さっきもお話ししましたが、

まず、卒業生の受付が、セレモニーが始まる約1時間半前から始まりました。


その日スタジアムに来る家族の分のチケットをあらかじめウェブで取得しておく必要があったんですけど、

同じように自分の分、卒業生は自分の分も「卒業生用」っていうチケットがあって、それを取る必要があったんですね。


で、ダウンロードしたそのチケットにはQRコードが付いていて、

受付でそのQRコードをピッてスキャンして

それでもうチェックイン完了、受付完了って感じで、

これはね、なかなかスムーズでいいと思いましたね。


受付を済ませた後は、スタジアムの裏側までずっと歩いて行って、

そこで、一列に並んで待つんですけど、


私はだいたい3時50分ぐらいにその列に並び始めたので、そこから式が5時に始まったので、式が始まる1時間強、

立ちっぱなしでただひたすら待つっていう時間だったんです。


冒頭から何度も言ってますけど、

本当にこの日暑くて、気温は37度、晴れ。

日陰ゼロ、直射日光。


自分でもペットボトルのお水を凍らせて持っていったんですけど、

カレッジ側もお水をガンガン配ってましたね。

そうだよね、本当に危険なレベルで暑かったので、水分補給マストでした。


友達同士で並んでいる人たちは、暑いながらも卒業式でテンションも高いですし、なんだかワイワイ楽しそうに待っていましたけど、

私はなんてったって友達ゼロなので、

1人で寂しいなぁ、と思っていました。


でもね、並び始めて少し経った位に、私のすぐ横に並んでいた子が

「今日マジ暑いよね」みたいな感じで話しかけてきてくれて、

「ほんと暑いよねー」みたいな感じでやりとりをしてたら、

ちょうどカレッジ側のカメラマンがね、記念で色々写真を撮って回っているカメラマンが私たちの所に来て、私たちが友達同士だと思ったらしく、ちょっと話してたから。

「youたち、一緒に写真撮ってあげようか?」

って言われて。


私たちもね一瞬、え?ってなったんだけど、「ああ、じゃあ。」みたいな。

「せっかくなので。」みたいな感じで、

ほんと今日会ったばかりのはじめましてなのに、まだ話し始めてまだ1分も経っていない状態だったのに、

なぜか2人で一緒に写真を撮ってもらいました。


2人ともね、ちょっとその状況が面白すぎて、

ふふふってなりながら。

写真撮った後に自己紹介しあって。あ、by the way。。。みたいな感じで自己紹介しあって、

その子はAmyちゃんって名前だったんですけど、

お互いのメジャーを聞いたりとか、卒業後の話をしたりとか、

あと、それからね、その卒業式の後、その日、どっかご飯行く予定あるの?とか、何かcelebrateするの?みたいな感じで話したりとか、

たわいもない話なんですけど、話ができて、


さらにその後ろに並んでいたYolandaさんって方がいて、Yolandaさんはなんと私よりも更に年上だったのですが、孫もいるって言ってましたね。

そのYolandaさんも会話に入ってきて少しの間みんなで話したりとか。


1人での参加だったのですが、周りと少しコミュニケーションが取れて嬉しかったですね。


まぁその後、Amy ちゃんの友達が合流してしまい、Amyちゃんはかまってくれなくなったのですけど。その友達に夢中で私のことをかまってくれなくなっちゃったんですけど。

Yolandaさんも別の人と話し込んでしまって。

待ち時間の後半は結局私は1人で、暑いなぁと思いながら汗を拭き拭き、ポツンと待っていました。


みんなと話してる時にも話題に上がったんですけど、

毎年絶対暑いって、こんなに暑いってわかっているなら、

この待ち時間ね、立って並んで待っているこの列のところに、せめて簡易テントで日陰くらい用意してくれてもいいのにね…みたいな。


日陰もない、座るところもないから立ちっぱなし。

もう少しカレッジ側も何か対策をしてくれればいいのにね、ちょっと辛いね、酷いよね、ってみんなで話していました。



★カレッジ卒業式 2

--------------

はい、そしていよいよ卒業式、セレモニーが始まりまして、


スタジアムの真ん中、芝生のところにパイプ椅子がずらーっと並べられていて、

前に舞台が用意されていたんですが、

そこに学校関係者、そして私たち卒業生たちが入場していきました。


家族とか友達とかはスタジアムの客席にみんな座っていて、

自分の子供とかね、家族の名前を大きな声で叫んでいたりとか、

いぇーい!って言ってたりとかして。

あとは拍手ですね、

すごい歓声の中、卒業生が入場していきました。


学長とか、偉い人の話があって、

あと国家斉唱があって、

そして、あれなんて言うんですっけ、

pledge of allegiance?ちょっと私、発音できないですけど。プレッジオブアレジアンス 、アメリカの方ならみんなご存知だと思うんですけど、

国に忠誠を誓います的なやつ。進撃の巨人みたいなやつ。

あれ私言えないんですけど。

アメリカの学生なら小学生から全員言えるやつ、あれを言う時間もありました。

ま、私は言えなかったんですけど。


で、いよいよ卒業生が1人ずつ壇上に上がって、卒業証書をもらうという時間になったんですけど、

これがね、とてもスムーズで、

よく言うと、段取りがちゃんと組まれていて、システマチックというか、すごくちゃんと考えられた流れになっている、

少し悪く言うと、流れ作業みたいな。

ま、でも本当にスムーズに、かなりの人数多くね、卒業生たくさんいましたけど、

スムーズに進んでいたな、という印象を受けました。


まず、そのスタジアムの真ん中に卒業生たちがパイプ椅子で何列も並んで座っていたんですけど、

横の列ごと、一列ごと呼ばれて、

舞台のサイド、横側にまず並んで、1人ずつ進んでいくんですけど、

舞台の袖まで来ると、まず記念写真を撮るカメラマンがいるんですよ。


そこであらかじめ「graduation card」って呼ばれている、

自分の名前と自分のメジャーと、

そしてQRコードが印刷された紙があって、

卒業生はそれを自分で手に持っていたんです。

A5くらいのちっちゃい紙。


そのQRコードから、事前に自分の情報を登録しておくんですよね。

自分の名前とかstudent IDのほかに、自分の顔写真も登録してありました。


そのQRコードをカメラマンの横にいる人にスキャンしてもらって、

仮の卒業証書みたいなやつを持たされて、そこで記念写真を撮るっていう。


そう、だからQRコードで私の情報読み取って、

これはこの人の写真、ってリンクするようになってるんでしょうね。


写真が撮り終わったら流れるように、壇上へ続くスロープに並んで、

自分の番が来たら、その手に持ってた紙、graduation cardを名前をアナウンスしてくれる人に渡すんですよ。


あの人は何なのかな、学校関係者なのか、それともアナウンサーみたいな、ああいう専門の人なのか、


すごく良い声でね、名前と学部を1人ずつアナウンスしてくれるんですよ。

Shohei Ohtani

Professional bookkeeping AS

みたいな感じで。


手渡したgraduation cardには、

自分の名前を読みやすいバージョンでも書いてあって、

なんて言うんですかね、忘れちゃった言葉。phonetic spellingって言うんですっけ?


SHOH-hay oh-TAH-nee

みたいな感じで。

ただのアルファベットじゃなくて、そのまま発音する、みたいなそういう書き方があるんですけど、

それをその紙に書いてて、


その紙を見て、アナウンスしてくれる人は名前を読み上げてくれるんですけど、

あれすごいよね。

アメリカの一般的な名前なら問題ないと思いますけど、

私みたいなアジア人の名前とかさ、ちょっと変わった名前の人とかさ、

初見で、そしてあんな大きな舞台、卒業式っていう所で発音しなければならないって、

あの人、あの職業すごいなって思いました。


ちなみに、私の卒業式の2週間前にあった旦那さんの大学の卒業式では、

名前を読み上げるのが人間じゃなくて、AIだったんです。

時代だよねぇ。


旦那さんの大学でも、あらかじめQRコードに自分の情報を入れておくっていう、似たようなシステムだったんですけど、

そこにphonetic spellingも入れておいたのかな多分、ちょっとよくわからないんですけど。

それを舞台上に上がるときに、スマホでQRコードを表示させて、

それを機械が読み取って、AIが発音していました。読み上げてみました、名前を。


すごい自然でしたし、音声がね、めっちゃ効率いいじゃんと思いましたね。


だって絶対人間がね、ライブで、初見で人の名前を読み上げるって、

しかもすごい人数ですよ、絶対大変ですよね。


しかもさ、私の卒業式、あの炎天下の中、暑い中、そんな責任重大なポジションをやって、本当にお疲れ様、名前を読み上げてくれていた人…と思いました。


で、ついに名前を呼ばれてね、壇上に上がりまして、

まずは卒業証書を渡してくれる人のところに行って握手をして、卒業証書をもらって。

たぶん、あれ学校の偉い人だと思うんですけど。私はあれが誰だったのか分かりませんでしたが。


ちなみに正式な卒業証書っていうのは後で郵送で送られてくるんですよね。だから、この卒業式の時には卒業証書を入れるカバーを渡されただけですね。

日本の卒業式ってさ、大学でも卒業証書ってその日にもらえるような気がしましたけど、どうなんでしたっけ。

忘れったけど。


その卒業証書の「カバー」をもらったら、次にその横で学長が待っているのでそこに行って、

学長と握手をして、少し言葉を交わして、

そしたら目の前にすぐカメラマンがカメラを持って待ち構えているので、

カメラマンの方を向いて笑顔で学長と一緒に写真を撮る、っていう。


その後、舞台の真ん中にスロープがあるのでそこから降りて自分の席に戻る…

っていう、そういう流れでした。


ここが卒業式のクライマックスですからね、それぞれの卒業生の。

もう観客席からの、拍手とか叫び声がヤバかったですね。

家族が多く来てたりとか、あとはね、人気の生徒とか、いるんですよね、やっぱり。

中学校高校時代からめっちゃスポーツができて地元ですごく知られている生徒とかいたんですかね。


名前が呼ばれた途端歓声がいろいろな方向から湧き上がる!みたいなね、超人気者の人もいたりとかして。


あとは座って待っている卒業生たち、スタジアムの真ん中で座って待っている卒業生たちも、

結構みんなもう盛り上がって、友達の名前が呼ばれたら、

わー!みたいな。

エイミー!みたいな。

ふぅー!congratulations! We did it! みたいな感じですごい盛り上がっていて。


とにかく騒がしかったですね。

日本の卒業式はもう少し厳かというか、

大学になるとそんなでもないんですかね。厳かに粛々と…みたいな感じでもないのかな。

ちょっとわかんないですけど。


でも、さすがアメリカだなと思いましたね。

盛り上がり方が本当にすごかったです。


私はその日いた卒業生全体の真ん中よりも少し前の方にいたのかな、

自分の番が終わって自分の椅子に戻ってきて、

そこから全員終わるまで待つんですけど、

まだその時点で私の左側から西日が強く当たっていて暑くて。

まだ暑いんですよ。

ただ待っているのもしんどかったですね。


それでさ、結構みんな自分の番が終わったら帰っちゃう人とかいて。

客席にいる家族であれば先に帰っちゃうのまだわかるんですけど、

卒業式に参加してる卒業生が帰っちゃうんですよ?


私よりも前に座ってた人たち、私より前の席の人たちが、半分位、もっとかな、半分以上いなかったんじゃないのかな終わる頃には。


わからなくもないですけどね、すごく暑かったですし、全員終わるまで待つの退屈でしたけど、めっちゃ人数いましたし。

でも先に帰るってなくないですか?

ちょっと常識がないというか。

普通に引きましたね。


本当にこの日暑かったので、体調が悪くなっちゃった人も結構いたと思うんですよ。

私も正直終わった後は、その日の夜、ちょっと熱中症まではいかなかったですけど、

少しクラクラする、みたいな。

1日海に行った日の夜みたいな、運動会の日の夜みたいなね、

そんな感じだったので、


卒業式の最中、めっちゃ調子悪くなってしまって自分の番が終わったら、ちょっと本当にしんどいから帰ろうかな…

みたいなのはわかるんですけど、

明らかにそうではない人たちもいて、

客席にいた家族とかもみんな一緒に帰ってしまって。


え、みたいな。

後ろのほうに座っている卒業生のこと考えてないのかなーと思って。

前のほうに座っている卒業生はさ、スタジアムが満員の状態でね、卒業証書をもらって祝ってもらえた感があるのに、

後ろのほうに座ってる卒業生たちは、客席の人数も少なくなってるし、

ぎゅうぎゅうに座っていた卒業生たちももうまばらだしみたいな。


なんかちょっと道徳的にね、あれはないなと思いましたし、

カレッジ側もよくそれを許しているなぁと思いましたね。


ともかく、卒業生みんなが卒業証書もらって行って、

最後の1人の時は、みんなスタンディングオベーションで、

イェーーーイ!!!!

ヒューーー!!!

みたいな。

その日最高の盛り上がりを見せ。


その後、私今回初めて知ったことなんですが、

Graduation cap、あの黒い四角い帽子にはタッセルが付いてるんですけど、

卒業式が始まるときはそのタッセルは右側につけておくんです。

右側にタッセルがあるってことは、「まだ卒業していないよ」という意味なんですって。


で、その全員卒業証書をもらって、卒業式の一番番最後にアナウンスがあって、

卒業生全員が同時にタッセルを右側から左側に移動させるんです。


左にタッセルがあるっていうのが「卒業しましたよ」て意味になるんですけど、

それで、「congratulations!イェーーーーイ!!!!」

ってみんなで言って卒業式が終わりました。


ちょっとうちのカレッジが本当に適当だなと思ったのが、

卒業式が終わる時、「これにて2025年の卒業式を終わります!」みたいなアナウンスもなく何もなく、


そのタッセルを移動されて、「congratulations!イェーイ」

で終わったんです。


その後、もうみんな速攻出口に向かって帰り出して。卒業生たちがね。

え?これ終わりなの?もう帰っていいの?

終了!みたいなアナウンス何もないの?

みたいな。


みんな不安になってる様子もなく、もう普通に帰り始めて。

アメリカらしいなと思いました。

こういうねぇ、終わりが曖昧なんですよね、いつもアメリカって。何事も。


でも私の卒業式に比べて、旦那さんの卒業式は、終わりまで比較的きっちりしてたような気がします。

さすが四年生大学。その辺はしっかりしてるんですかね。


最後の卒業生退場も旦那さんの卒業式の時は、一応一列ごと列を作って立って歩いて出て行ったので、

そういう指示がちゃんとあったらしいんですけど。

まぁうちのカレッジがめっちゃ適当だったのかな。


という感じで、私の暑い、そして長い卒業式はそういう感じで終わりました。



★キャップデコレーション

-------------------------

今年、旦那さんの卒業式を見に行って、

で、自分の卒業式にも参加して、

今回初めて知ったことがあります。


それは、graduation cap、日本ではなんて呼ぶんですっけ?あの黒い四角い帽子。角帽?

あの帽子をみんなデコレーションするんですよ。


上の面、何て言ったらいいんだろう、頭の上の部分。

正方形のところを自由にデコレーションするんです。


この卒業式の帽子をデコレーションするのって、何年も前からあるんですか?

最近の話?

私全然そういうの知らなくて。


みんな結構キラキラな感じで派手にデコってて、

専用のデコレーションキットとかもオンラインとかで売られているらしいですね。


ラメ入りのアルファベットのパーツとかで好きな文字を貼り付ける人が多いかな。

Class of 2025とか、Grad 2025とか、

家族への感謝の言葉とかね、

好きな言葉とか引用とかね、なんでも自由なんですけど。


女の子だとお花たくさんつけてデコってたりとか、

リボンを下の方につけてたりとか、

すごくカラフルでみんな可愛いかったですね。


家族の写真とかをたくさん貼ってデコってる人とかも結構いて、

家族を大切にしてて素敵だなーって思いました。


あとは好きなアニメとか漫画、映画のキャラの人とかもいたりとか、

みんな思い思いに自由にデコレーションを楽しんでいて。


卒業式前はカレッジで、そういうデコレーションイベントが何回か行われていたりもしていましたね。


私はというと、デコレーションはせずに、

シンプルな黒い帽子のそのままで参加したんですけど、

パッと見た感じ、デコレーションしてる人としていない人、

半々ぐらい、もしくはデコってる人の方が多かったかな、って感じでしたね。


そのくらい、帽子のデコレーションは、一般的になってるんですよね。

全然知らなかったです。

私ね、全然そのアメリカの学校関係に詳しくないので、私が知らなかっただけなのか。

実はもっと昔から、何年も前からみんな普通にやってることなんですかね。


キャップをデコレーションするメリットとして、

デコレーションの作業自体楽しいですし、自分だけのユニークなキャップを作って思い出に残るって事があると思いますけど、

それとは別で大きなメリットがあるんですよ。


それが、

客席にいる家族が自分のことを見つけやすい!ってことです。


卒業式では、全員が真っ黒のガウンを着てるので、客席から見つけてもらう、自分の家族に自分の位置を知らせるっていうのがめっちゃ難しいんですよね。


だから、あらかじめ自分のキャップのデコレーションを、こういう帽子かぶってるよって見せておけば、

そのキャップを目印に見つけてもらうことができるんですよ。


今回私の卒業式、旦那さんが見に来てくれていたのですけど、

あらかじめ旦那さんが客席、観客席のどのあたりにいるかっていうのをあらかじめ私が聞いていて、

卒業生がスタジアムの中に入場する時にお互いを見つけることができたんですけど。

で、わー!やっほー!いぇーい!ってお互い写真を撮りあったりとかしてたんですけど、


私がスタジアム真ん中のね、ずらっと椅子が並んでいる所に座る頃には旦那さんが私のことを見失ってしまったらしくて、

ずっとLINEでやりとりしてたんですけど、

「見失っちゃった、どの辺に座ってる?」

って連絡が来たんです。


で、「大体何列目位の真ん中よりもちょっとセンター寄りかなー」みたいな感じで、

私もはっきり何列目って、もう人が多くてわからなかったので、大体の位置を伝えたんですけど、


さっきもお話ししましたが、私キャップを何もデコレーションしていなかったので、目印を伝えることができなくて、

旦那さんも「全然見つかんないー」とかいって、

あぁどうしよう…と思ったんですけど、


私の横に座ってた、始まる前に、並んでいる時にちょっと話していたヨランダさんがめっちゃデコった帽子かぶってたんですよ。


だからヨランダさんのキャップの写真を撮ってうちの旦那さんに送って、

「この人の隣に座ってるよ」って。


そしたら「あ、見つけた!」ってすぐに連絡が来て、

ヨランダさんのデコレーション様々でした。


ヨランダさんにもね、今こういうことがあって、旦那があなたの帽子のおかげで私を見つけることができたよ、ありがとう。

とか言って話しました。


やっぱり目立つのはいいなって、

目立って損はないなって思いましたね。


そして、当日会場に来ることができない家族とか知り合い、友達とかのために、そういう人たちが見ることができるように卒業式を、

YouTubeでライブストリーミングで卒業式の様子が配信されていたんですよね。


舞台上に上がって業証書をもらったその後、自分の椅子まで帰っていく時にそのYouTubeのカメラがあるんですけど、

結構みんなそのカメラに向かって帽子を脱いで、自分のデコレーションをアピールしたりとか、

家族への感謝の気持ちとか書いている人はそれを映してThank you!みたいな感じでイェーイってやったりとかしてて。

そうやってそのデコレーションを使ったりアピールしている人とかもいて、


今思えば何か私もやればよかったなってちょっと思ってます。


日本の国旗を貼っておくとかね。ただ日の丸で。

レペゼンジャパン、みたい感じでやっておくとか、

もしくは数字で大きく4989、四苦八苦ってデコるとか。

誰も意味がわからないっていうね。

偶然この4989リスナーさんがみてて、

あ、うたこさんやん!ってなってるとかね。笑


でも何かやったらね、思い出に残ったなぁって思いましたけど、

時はすでに遅し。


本当にこんなデコる習慣があるなんて知らなかったので、実際にいろんな人のデコレーションを見て楽しむことができて面白かったです。


このpodcastはアメリカに住んでる方も多いですし、ヨーロッパとかからも聴いてくれている方も多いと思うんですけど、

皆さんの大学の卒業式、もしくは皆さんのお子さんの高校や大学の卒業式は、graduation cupをデコレーションしましたか?




◾️サポートお願いします!

Buy Me a Coffee

 
 
 

Recent Posts

See All
ep.329/ 足を使って床を拭く?

まず、引越しについてのアップデートです。 先週のエピソードで、ほぼ引っ越し先が決まりつつあるという話をしたのですが、 可能性は更に高まり、90%もっとかな、 はそこで決まりだと思うんですけど、まだはっきり100%ではないという微妙な状態です。...

 
 
 
ep.328/職業ディスカウント?

以前からお話ししています、 大ピンチ、1ヵ月で引っ越しをしなければならないのに次に住む場所、エリアすら決まっていない!どうしよう! という件についてのアップデートです。 この大ピンチ、トラブルの詳細はここ最近のエピソードをさかのぼって、 聴いてみてください。...

 
 
 
ep.326/ 大ピンチ!家を追い出される?

今日はちょっと短いエピソードになると思うのですが、 想定外の大ピンチに見舞われておりまして、その話をしたいと思います。 ★家を追い出される? ------------- いやー皆さん、大ピンチ。 大ピンチなんです、私たち夫婦。 先日、家の管理会社から30-day...

 
 
 

Comentários


bottom of page